4歳と生後6ヶ月の姉妹を育てている、とんとんです。
次女が、生後6ヶ月でBCGワクチン(結核の予防接種)を接種した時に、「偽コッホ現象」が起きました。通常、接種後14日頃から注射のあとが腫れたり膿んだりするはずなのですが、接種した翌日に赤く腫れてきちゃったのです。
結論から言うと、ツベルクリン反応で陰性だったので問題なし!ε-(´∀`*)ホッ しかし陰性とわかるまでドキドキヒヤヒヤしました。
偽コッホ現象かな?と迷っている方の参考になれば幸いです。
- 【接種の翌日】赤く腫れていることに気が付く
- 【接種後2日目】病院に連絡し、ツベルクリン反応の注射をする
- 【接種後3日目】BCGの腫れがひいてきた
- 【接種後4日目】ツベルクリン反応は陰性!
- 予防接種はやっぱり大事
【接種の翌日】赤く腫れていることに気が付く
朝、着替える時に「あれ?なんか赤いぞ」と気が付きました。確か、すぐに赤くなるのは良くないんじゃなかったっけ……と思い、検索してみる。
▽ちょっと長いけど、厚生省のサイトから全文引用。
問8.コッホ現象ってなんですか?
問7のような症状は、接種してから5~6週頃に最も強く現れるとされていますが、結核に感染している人にBCGワクチンを接種した場合、接種してから1週間~10日以内(多くの場合は3日以内)に同じような症状がみられることがあります。一種のアレルギー反応によるものと考えられていますが、このような現象を「コッホ現象」と呼びます。コッホ現象は結核菌に似た菌(非結核性酸菌)に感染した場合でも発生することがあるので、必ずしも結核に感染していることを意味するわけではありませんが、このような症状が発現した場合には、速やかに接種医療機関を受診して下さい。なお、平成17~21年度に厚生労働省にコッホ現象として報告された814例を検証した結果、コッホ現象に伴う重大な障害は認められなかったと報告されています。─結核とBCGワクチンに関するQ&A|厚生労働省より引用
▽こちらも参考になりました。
BCGワクチンとコッホ現象について - かるがもブログ - 世田谷区千歳船橋の小児科:かるがもクリニック
偽コッホ現象であることを祈りつつ、ひとまず腕の写真だけ撮って、1日様子を見ることにしました。
【接種後2日目】病院に連絡し、ツベルクリン反応の注射をする
昨日より腫れてる!(゚ロ゚) ということで、予防接種を受けた病院に電話をしました。
熱は無いか、咳は出てないか、身近に結核の人はいなかったか、など一通り聞かれた後、「かかりつけ医に見せてください。もし当院がかかりつけでしたらウチに見せに来てください。」と言われたので、病院に向かいました。
診察を受けると、念の為にツベルクリン反応をしましょう、言われました。皮下注射をして、48時間後に注射跡が腫れたり膿んだりしていなければ大丈夫とのこと。2日後に受診の予約を取りました。
▽ツベルクリン反応の接種後5時間後
お着替えの度に、もし腫れたらどうしよう、という気持ちでいっぱいでした。
【接種後3日目】BCGの腫れがひいてきた
3日目の朝。BCGは、少し腫れがひいてきました。ツベルクリン反応の注射の跡も、変化なし!あああ良かった。服を脱がせるまでドキドキでした。
【接種後4日目】ツベルクリン反応は陰性!
病院で受診。ツベルクリン反応は陰性。結核菌に感染している可能性は非常に低い、針の刺激で赤くなっただけだと思う、とのこと。めちゃくちゃホッとしました。
予防接種はやっぱり大事
ツベルクリン反応が陰性とわかるまで、「知らぬ間にどこかで結核菌をもらってきていたらどうしよう」と何度も考えてしまいました。今は良い薬があるとはいえ、大切な我が子にはかかって欲しくないというのが正直な気持ち。
自分を含め、皆が予防接種をきちんと受けて、国内で結核菌保持者が1人でも少ない状態にする、ということは本当に大切なことだと思いました。結核に限らず、いま、感染者が増えている麻しん・風疹も同じですね……。
以上、次女がBCGワクチンを接種して偽コッホ現象が起きた時の記録でした。
▽長女の時も同じようなことを思ったよ。