こちらの記事の「満腹にする6つのコツ」の続きです。
もう一品食べたい時は、どうしたらよい?
妊娠糖尿病の食事療法をしていると、一食あたりの摂取カロリーに制限があります。
しかし、妊婦はお腹が空いてしまうもの。食べたいのを我慢するのは、ストレスですよね。
あともう一品食べたい!と思った時に便利だった、低カロリー&満腹感が得られるおすすめのおかずを3つ紹介します。
1.まとめて作っておこう!サラダ&野菜スープ
野菜は低カロリー&ビタミン豊富なので、安心してたくさん食べられる食材の一つ。特に、葉物野菜は糖質が低いものも多く、常に冷蔵庫にストックしていました。
私のおすすめの食べ方はこの3つ。
シンプルに!生野菜サラダ
葉物野菜を大きめのサラダボウルにドサッと入れ、低カロリー&塩分ひかえめのドレッシングをかけて食事の一番最初に食べるようにしていました。
私のお気に入りは、キャベツの千切り、人参の千切り、フリルレタス、水菜、ベビーリーフの4つ。スーパーでその時期に安く買える葉物野菜を多めに買って常備していました。
きゅうりや人参の千切りをトッピングすると、彩りがよくなって何となく満足度が高まります。
レンジで軽くチン!蒸し野菜
もやし、なす、きのこ類、白菜などをタジン鍋に入れてレンチンして食べていました。
ポイントは、食感を残すように「軽く」チンすること!シャキッとした歯ごたえを残すようにすると、食べごたえがあって満腹感を高めてくれます。
特に、もやしは一袋30円くらいでお腹いっぱい食べられるので、おすすめです。
大量に作りおき!野菜スープ
野菜+汁物のコンビは、「食べた~!」感があっておすすめ!温かいスープは、朝食にもピッタリです。
キャベツ+玉ねぎ+人参をベースに、ミックスビーンズや旬の野菜を入れたコンソメスープを、大きめの鍋にたっぷり作っていました。
ただ、汁物は塩分を取り過ぎないよう注意が必要です。調理のポイントは3つ。
- 材料を大きめに切る
- 少量のオリーブオイルでよく炒める(野菜のかさが3分の1になる位)
- エノキ、少量のハムを加えることで旨味を足す
こうすると、少ない調味料でおいしいスープができあがります。
トマト缶を足してトマトスープにしたり、カレーパウダーを加えてスパイシーなスープにするなどバリエーションも楽しめますよ~!
2.切って出すだけ!刺し身こんにゃく
こんにゃくは、イモ類の中では珍しく糖質が低い食材。しかも低カロリーで食物繊維も豊富なので、妊娠中はよく食べていました。
一番手軽でよく食べていたのは、刺身こんにゃく。シンプルにわさび醤油で食べると、結構おいしいですよ~。
他にも、こんにゃくの煮物や、かさ増し食材としても使っていました。ただ、私の場合、食べ過ぎるとお腹を下すことがあったので、大量に食べないよう注意していました。
3.きのこ&海藻類
この2つも、低カロリー食品の定番ですね。
きのこで好きな食べ方は、この2つ。
- レンチンして生姜醤油で食べる
- 椎茸の茎を取って、マヨorタルタルソースorチーズを乗せて魚焼きグリル(トースターでも可)で焼く
海藻類は、
- 水で戻すだけの海藻サラダ
- もずく酢
- めかぶ
をよく食べていました。
妊娠中は、酸っぱいものがおいしくてたまらなかったので、もずく酢が大好きだったなぁ。今は全然食べたいと思わないのですが。
まとめ
ただでさえお腹がすく妊婦さん。食事療法が必要とはいえ、なるべくストレスは貯めたくないですよね。
どうしてもあと一品食べたい!という時や、食事療法を始めたばかりで量の少なさに慣れない時は、これらを食べて気を紛らわしましょう。
もちろん、制限カロリー内を守ることと、塩分のとりすぎには注意ですよ~!
※食事(栄養)指導の内容は一人ひとりの身長・体重・ライフスタイル・妊娠糖尿病の進行具合や体重の変化によって変わります。これを見た方の中には「私が指導された内容と違う!」という事が多々あると思いますが、その場合は、今かかっている病院の指導に従ってくださいね。
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