ちょっと恥ずかしいが、思い出に浸ってみる雨の朝です。
私は雨が好きで、今日みたいなザーザー降りの日とかもう最高。雨の中に立っていると、夫や親友たちと行った山々が目の前に蘇ってくるかのようにリアルに思い出せるから。
私はもともとすごい雨女で、山やフェスの日に限って大雨にあたる。。ということが多かった(もともと山の天気は変わりやすいんだけど、そういうレベルでなく)。
雨の日の登山に慣れてくると、傘を持たず身一つでトコトコ歩ける身軽さが楽しくなった。子供みたいに水たまりや水の流れに足を入れて遊んでみた。雨の匂いも好き。なにより歩いていて涼しい。山での楽しい思い出のおかげで、雨の日が好きになった。
当時の友人達は、今もとても仲良しだけど、結婚、妊娠、出産、遠方への引越しといったライフステージの変化により、昔みたいな外遊びをする機会はほぼ無くなってしまった。だけど、雨のたびに、楽しい気持ちを思い出させてくれる。なぜか胸がちょっときゅーっと切なくなるけど。
ちなみに私の雨女は、八ヶ岳の北横岳に登った日に終わりを告げた。初日はいつものように雨だったけど、2日目の朝、北横岳の山頂に向かって歩いている間にどんどん雲が晴れていき、山頂に着く頃にはすっかり晴れていた。
何だか不思議な感覚がした。何となく、もう雨は降らない気がした。
その日から、外遊びの日に雨が降ることが少なくなった。翌年に行ったフジロックは、1日も雨が降らなかった。
またこの靴で、お出かけする日が来るのを楽しみにしています。
(Gore-Texが経年劣化してるだろうから、実際は買い直さなきゃいけないんだろうけど^_^;)