とんとんと。

うつでワーママを辞めた母・とんとんの、日々のアレコレ。旧:境界型糖尿病の働くママの妊娠・出産・育児日記

二世帯同居をして初めて知った、65歳の母の夜遊び

※長い上に、少し暗いです。最後は明るいよ!

 

私の母は、父との結婚を機に看護士を辞めて上京し、父の実家に入った。家事・育児・嫁姑問題・父との別居などで、大変な(言ってしまえば不幸せそうな)結婚生活を送ってきたように見える。

幼い頃から家族間の揉め事を目の当たりにしてきた私は、母の口から「今日はこんな楽しいことがあった」「友達と遊びに行く」といった話はほとんど聞いたことがない。

「今日はあれとこれをしないといけない」「おばあちゃんがこんな事を言った」「お父さんは飲みに行った」と、半分愚痴めいた言い方や、遠い過去や未来の行動について、自分を正当化する言い訳?のような言葉や、その場をしのごうとする嘘未満(他人の言った言葉の言葉尻を変えたり、事実を都合の良いように脚色してよく見せようとする)言葉が多い。それはもう癖のようになっている。本人も、その癖に気付いてないようだ。

しかもそれはどうやら娘の私に対してだけらしい、と気が付いたのはここ数年。兄には、逆に不自然なまでに前向きな言葉を明るく発したりする。(兄の前でははしゃいでいるようにも見える)

 

そんな母だが実は友人が多く、父との別居期間中は、友人とバスツアーに行ったり、グループで観光地を巡ったり山登りをしたりとそこそこ楽しんでいたらしい。そして、その時一緒に住んでいた私にはそれを一切隠していた。たまたま母の引き出しから出てきた集合写真を見つけた私に、バツが悪そうにしていたのが印象的だった。

なぜ?私はもっと、母親が楽しそうにしている姿を見せて欲しかった。

 

さて、記事タイトルのことだが、最近、ご近所のお友達を家に招いて一緒にお酒を飲みつつおしゃべりを楽しむ母の姿を見る。割と頻繁に。仕事や家事がひと段落した夜20時すぎから始まり、時には深夜3時すぎまで楽しんでいるようだ。

場所は、父と母の居住スペースがある階ではなく、私たち家族の居住階にある客間だ。たまに話し声が漏れ聞こえてくるが、何の問題もない。

夫とは「大人だけの夜の家飲み、楽しそうだね」「私達もいつかそういうのやりたいね」と話している。嬉しそうに友人を招く準備をする母を見て、ストックしてある来客用のお菓子やお茶を差し入れすることもある。(実際には母の友人とは顔を合わせないが)

 

母のそういう姿を見るのはとても嬉しい。

もっと早く見たかったし、知りたかった。

 

私には、家族の愚痴や仕事の愚痴しか話しちゃいけないと思っているのかな。私はそれでさんざん傷ついたし、もう聞きたくないし、私にも娘にも聞かせないでとお願いしている。しかし、その癖はまだ抜けきれないようだ。母と話す時、何を聞かされるんだろうと身構えてしまう自分がいる。

いまは、自分の家族、自分の場所があるから、同居でもうまくやっていけている。夫の存在は本当に大きい。

 

自分の親が楽しそうにしている姿って、子供にとって本当に大切だよ。しんどそうな姿なんて見ても、ただ辛いだけの苦労話なんて聞いても別に嬉しくない。

私は、私や夫が、大人が人生を楽しんでいる姿を自分の子供にたくさん見てほしい。

 

今の家に引越して、自宅にママ友を招くことが増えた。

4歳の娘が友人に「娘ちゃんのお家、楽しいでしょ?」と言ったり、「〇〇ちゃん、〇〇君にも娘ちゃんのお家に来て欲しいな~。だって、娘ちゃんのお家、楽しいもん」と言ってるのを見て涙が出そうなくらい嬉しかった。

私が子供の時は、自宅に友人を招くなんて考えられなかった。だから、子供はそんな風に感じてくれるんだ、と面白い発見だった。

初めて知った、母の夜遊び。自分の家は楽しいという娘。夫も自然が近い今の住環境を気に入っている。

二世帯同居して良かったな、と思う瞬間だ。

 

▽長女を出産したあと、母娘クライシスを経験した。

▽二世帯同居を決めた理由

▽思ったよりいい感じに同居してます

▽おもてなし料理のレパートリーを増やしたい